こんにちは！競馬好きの皆さん、馬主になることに興味を持ったことはありませんか？競馬場で走る美しいサラブレッドを見ていると、「自分の馬が走る姿を見たい！」と思う方もいるかもしれませんね。でも、馬主になるにはどんな条件が必要なのか、そしてどれくらいの費用がかかるのか、具体的にイメージが湧かない方も多いはず。
そこで今回は、馬主になるための条件や費用について詳しく解説していきます！馬主という夢を持つ方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
馬主とは？
まず、馬主とは何かについて簡単に説明しましょう。馬主とは、競走馬を所有し、その馬を競馬に出走させる権利を持つ人のことです。競馬場で走る馬たちは基本的に個人や法人が所有しており、その所有者が「馬主」と呼ばれます。
馬主になると、自分の馬がレースで活躍する姿を間近で見ることができるだけでなく、勝利した際には賞金も手に入ります。競馬ファンにとっては夢のような立場ですよね！
馬主になるための条件
では、誰でも簡単に馬主になれるのでしょうか？実は、馬主になるにはいくつかの条件をクリアする必要があります。以下に主な条件をまとめました。
1. 経済的な条件
馬主になるためには、日本中央競馬会（JRA）または地方競馬全国協会（NAR）から認可を受ける必要があります。その際、経済的な条件が大きなポイントになります。
- JRAの場合
年間所得が原則として1700万円以上であることが求められます。また、資産額が7500万円以上であることも条件となっています。これは、競走馬の購入や維持費などを安定して支払える経済力が必要だからです。 - 地方競馬の場合
地方競馬ではJRAほど厳しい条件はありませんが、それでも年間所得が400万円以上、資産額が3000万円以上といった基準が設けられています。
2. 社会的信用
経済力だけでなく、社会的信用も重要です。具体的には、過去に犯罪歴がないことや税金を適切に納めていることなどが審査されます。これは、競馬業界の健全性を保つための措置です。
3. 年齢制限
馬主になるためには20歳以上である必要があります。これは成年者としての責任を持つことが求められるためです。
馬主になるための費用
次に気になるのは費用ですよね。馬主には初期費用だけでなく、維持費もかかります。ここでは具体的な費用について見ていきましょう。
1. 競走馬の購入費
競走馬の値段はピンキリですが、一般的には数百万円から数千万円程度です。特に血統や素質が良い馬は高額になり、億単位の価格になることもあります。
2. 維持費
競走馬を所有すると、その維持費も発生します。具体的には以下のような費用がかかります：
- 飼育費：月々約20〜30万円程度（厩舎への支払いなど）
- 調教費：調教師や騎手への報酬
- 保険料：競走馬の事故や病気に備えた保険料
年間では数百万円以上の維持費が必要になることがほとんどです。
3. 登録料
JRAや地方競馬で馬主登録をする際には登録料がかかります。例えばJRAの場合、登録料は年間約10万円程度です。
馬主になるメリット
ここまで読んで、「費用も条件も結構厳しいな…」と思った方もいるかもしれません。でも、馬主になることで得られる喜びは何にも代えがたいものがあります！
1. 自分の馬が活躍する感動
自分の所有する馬がレースで勝利する瞬間は、言葉では言い表せないほどの感動があります。競走馬とともに夢を追いかける体験は、まさに特別なものです。
2. 賞金や副収入
競走馬がレースで勝利すると賞金を獲得できます。また、繁殖馬として活躍すればさらに収入を得ることも可能です。
3. 馬主専用の特典
競馬場では馬主席という特別な席が用意されており、一般観客よりも快適にレース観戦を楽しむことができます。
馬主である有名人は
有名な馬主として知られる芸能人や著名人には、以下のような方々がいます
- 北島三郎さん: 演歌歌手で、特に「キタサンブラック」という名馬の馬主として有名です。
- 佐々木主浩さん: 元プロ野球選手で、競走馬「ヴィルシーナ」などを所有しています。
- Dr.コパ（小林祥晃さん）: 風水師として知られ、「コパノリッキー」などの競走馬を所有。
- 萩本欽一さん: コメディアンでありながら競馬にも情熱を注いでいます。
- 前川清さん: 歌手で、競走馬を所有していることでも知られています。
- 大和屋暁さん: アニメ脚本家で、「ジャスタウェイ」という名馬の馬主としても有名です
馬主になるもう一つの方法：一口馬主
「個人で馬主になるのはハードルが高い…」と思う方には、一口馬主という選択肢もあります。一口馬主とは、多くの人で競走馬を共同所有する仕組みです。これなら初期費用や維持費を分担できるため、比較的手軽に馬主体験を楽しむことができます。
一口馬主の場合、出資金は数万円から始められることもあり、競走馬の成績によって配当金を受け取ることも可能です。まずはここから始めてみるのも良いですね！
まとめ
今回は「馬主になるには？」というテーマで条件や費用について解説しました。確かに簡単になれるものではありませんが、それだけ特別な体験が待っているということでもあります！競走馬とともに夢を追いかける人生はきっと素晴らしいものになるでしょう。
もし「いきなり個人で馬主になるのは難しいかな」と感じた方は、一口馬主から始めてみるのもおすすめです。ぜひ自分に合った方法で「馬主」という夢への第一歩を踏み出してみてくださいね！
それではまた次回の記事でお会いしましょう！
コメント